2021年3月18日 木曜日
「暑さ寒さも彼岸まで」
春彼岸ですね。
気温が高い日も多くなり、どこかに出かけたい気持ちになりますね。
そんな素敵な春ですが、「ギックリ腰」や「寝違い」などで来院される方が増えます。
ちなみに”類は友を呼ぶ”・・ではありませんが、不思議な事に同じ日に似たような症状でお問い合わせをいただく事も多いです。
「ギックリ腰」や「寝違い」が増える理由として、
①気温差が激しい、
②頭(脳)は活動的になっているが体がまだ冬モードになっている
・・などが考えられるようです。
①の意味はそのまま。「昨日の最高気温が18度で今日が8度、明日は・・・また18度かい!」
・・といった感じで体温調節が追いつかない。
②は、「子供の運動会で頑張ってしまうお父さん」を想像して下さい。
脳は10代の頃をイメージして走る(春が来た!)が、
体は正直(まだ冬です!)で、
スッ転ぶ(ギックリ腰、寝違い)。
・・といった感じで、脳と体の整合が取れない。
「ゆっくり」、「焦らず」、「慎重に」行動する事である程度は予防できるかもしれませんね。
不覚にも、ギックリ腰や寝違いになってしまった方はご相談下さい。
また、春は四季の中で最も体調を崩しやすいとされています。
理由は様々ですが、急激な気温の変化、進学や就職などの生活の変化などによる「ストレス」が大きく関わっている様です。
精神的なストレスを取り除く事は無理・・とよく言われますが、果たしてそうでしょうか?
本来なら”はねのけられるストレス”も、全身が緊張して血流の流れが滞り、ゆがみが起きている体ではどんどん蓄積してしまいます。
その結果、
「何もやる気が起きない」、
「一日中家でゴロゴロ」、
「疲れが取れない」、
「寝ても寝ても、眠い」
などに陥り、最悪の場合「うつ」などを発症するリスクを高めます。
精神的なストレスを強く感じる方は、肉体的疲労も強く、そして慢性化しています。
疲労が慢性化している体を、「整え」、「リフレッシュ」する事で精神的なストレスを軽減できる可能性は高いです。
毎年この時期に体調が崩れてしまう方はぜひご相談下さい。