お悩みブログ
2021年4月1日 木曜日
生理的湾曲 ストレートネック
スマートフォン(以下スマホ)やPCを長時間使用する事で体に負担がかかる事は広く知られています。
肩首のこりや痛みの他に、目の疲れ、頭痛、不眠などを引き起こす為、使用は減らしたほうが良いのは言うまでもありません。
肩こりや、姿勢矯正はぜひご相談下さい!
初めての方は下の画像をクリックしてください。
大事な「カーブ」
脊椎は「生理的湾曲」といって、体のバランスを維持するために「S字」のカーブを描いています。カーブがあることで局所的に負担がかからない様になっています。
PCやスマホを使う時の姿勢は、あごが前に出て、顔(頭)の位置も首の位置より前に出ます。そして背中は丸まった猫背になります。
この姿勢が続く事で生理的湾曲が失われやすくなります。
ストレートネック
生理的湾曲が失われ、真っ直ぐな首の状態をストレートネックと言います。
カーブが無くなる為、首に多大なストレスがかかります。
また、日常生活で形成されたストレートネックの厄介なところは、真綿で首を絞めるようにジワリジワリと進行して、自覚症状があまり無い事です。
「肩がこる」
「首の動きが悪い」
「たまに頭痛が出る」
・・・初めはこの程度です。この時点では首周辺の筋肉の緊張が強いだけなので、ゆっくり寝て休む事で翌朝にはスッキリする場合もあるでしょう。
ストレッチなども効果が見込めます。
「腕にシビレが出る」
「吐き気がする」
「頭痛が連日出る」
・・・ここまで進行すると、筋肉の緊張が強いだけではなく神経が圧迫されていたり、椎間板が狭まったりしている可能性がある為、寝て休んでも解決しない場合が多いです。
ストレッチなどは効果が見込めないばかりか、症状を悪化させてしまう恐れもあります。
正しい姿勢を
姿勢を良くしようと背筋を伸ばしてもなかなか継続出来ません。
筋肉の強い緊張や関節のゆがみがある場合は尚更です。
そんな方はまず、”あごを引く習慣”をつけましょう。
あごを引くことで首の負担が減ります。また、ある程度背筋が伸びる感覚があるはずです。
適宜休憩を取り、首、肩、目を休めることは・・・言わずもがな。
猫背やストレートネックを自分でケアするには限界があります。
症状がつらくなる前に是非ご相談下さい。